中央線沿線の高円寺あたりにはサブカルチャー的な匂いを感じて憧れています。世間がお花見で浮かれている日曜日の夕方、知人の福田クレアさんが率いるバンド、アクサンテギューのライブを見るため東高円寺にあるU.F.O. CLUBに行ってきました。
受け付けを済ませて階下へ。ゴーイング・アンダーグラウンドなわけですが、防音された2枚の重い扉を開くと、そこはまさにアンダーグラウンド。淫靡な世界でした。紅いライトが点り、天井にはミラーボールが回転し、昭和歌謡が大音量で流れている。
ジントニックを注文して、いちばんめに登場するアクサンテギューの演奏を待ちます。「好きになったのは友達のパパ」というような歌詞の曲がみょうに耳に残った。誰なんでしょう、あれを歌っているのは。
やがてドラムスとベースの演奏とともに、するするとカーテンが開いてアクサンテギュ-登場。最初の曲は「JJB王国のテーマ」です。
ヴォーカルの前肩智恵子さんは後から旗を振って登場。
やはりライブはいい。ドラムとベースのずんずん響く音圧が気持ちいい。メンバー紹介のときにハカセと呼ばれていたと記憶していますが、工藤和彦さんのベースはグルーヴしています。ドラムスの小林たかしさんとともにタイトなリズムで音を支えています。写真はぶれちゃってごめんなさい。
タータンチェックのスカートを履いた福田クレアさんは、クールにギターをプレイしながらコーラスを付けます。しかしギターはいい音させています。そんじょそこらのギター小僧には真似できない音づくりをしている。
中盤でヴォーカルの前肩智恵子さんが黒いドレスを脱ぐと、その下はボーダーのワンピース。バンドのメンバー全員がボーダーのマリンルックで統一されているのでした。歌いながら客席にキャンディを配ったり、ステージからキャンディを投げるパフォーマンスもありました。
アクサンテギューのあと2番目に登場したアベジュリーさんはギターの弾き語りで、高円寺らしい雰囲気というか、演奏するというより「演じる」といったほうが正しいようなパフォーマンスを聴かせてくれました。存在感があります。フォーク魂というか、そんな感じ。
大笑いしてしまったのが3人編成のソフト・レスラーズですね。これは楽しかった!黒縁眼鏡をかけたギターの方は海水パンツ姿にストラトキャスターといういでたちなのですが、「宇宙・・・宇宙・・・」という語りのパフォーマンスからはじまり、掌編的なロックを演奏する。ギターの調子が悪くて苦戦していたところも含めて、何度も大笑いしました。
カウンターの椅子によりかかってステージを観ていながら、ふと隣りにいた女性に「いつも来ているんですか」と訊ねてみました。「アベジュリーを観に来ているんです」とのこと。ふつうの女性だとおもっていたのだけれど、こちらを向いた目が知的に澄んでいて、ちょっとひるみました。お話したのはそれきりです。またどこかのライブでお会いできるといいなあ。
ライブハウスを出ると、コンビニで買ったサンドウィッチのようなものを食べている福田クレアさんに会い、音楽についてしばし立ち話しました。楽曲を作っているときにはのめり込んでしまい、ほとんどその他のことができなくなってしまうとのこと。ドラマの主題歌のようなお茶の間にウケる曲を作りたいともおっしゃっていました。ふむ。ぼくはインディーズ志向なのだけれど、一般に求められている曲を提供したいという志もわかります。
丸ノ内線東高円寺の駅まで歩くあいだ、さくらが咲いていました。夜桜がきれいです。ジントニックとビールだけで食事をしていなかったせいだけれど、なんだか途方もなくお腹が空いた自分がいました。
受け付けを済ませて階下へ。ゴーイング・アンダーグラウンドなわけですが、防音された2枚の重い扉を開くと、そこはまさにアンダーグラウンド。淫靡な世界でした。紅いライトが点り、天井にはミラーボールが回転し、昭和歌謡が大音量で流れている。
ジントニックを注文して、いちばんめに登場するアクサンテギューの演奏を待ちます。「好きになったのは友達のパパ」というような歌詞の曲がみょうに耳に残った。誰なんでしょう、あれを歌っているのは。
やがてドラムスとベースの演奏とともに、するするとカーテンが開いてアクサンテギュ-登場。最初の曲は「JJB王国のテーマ」です。
ヴォーカルの前肩智恵子さんは後から旗を振って登場。
やはりライブはいい。ドラムとベースのずんずん響く音圧が気持ちいい。メンバー紹介のときにハカセと呼ばれていたと記憶していますが、工藤和彦さんのベースはグルーヴしています。ドラムスの小林たかしさんとともにタイトなリズムで音を支えています。写真はぶれちゃってごめんなさい。
タータンチェックのスカートを履いた福田クレアさんは、クールにギターをプレイしながらコーラスを付けます。しかしギターはいい音させています。そんじょそこらのギター小僧には真似できない音づくりをしている。
中盤でヴォーカルの前肩智恵子さんが黒いドレスを脱ぐと、その下はボーダーのワンピース。バンドのメンバー全員がボーダーのマリンルックで統一されているのでした。歌いながら客席にキャンディを配ったり、ステージからキャンディを投げるパフォーマンスもありました。
アクサンテギューのあと2番目に登場したアベジュリーさんはギターの弾き語りで、高円寺らしい雰囲気というか、演奏するというより「演じる」といったほうが正しいようなパフォーマンスを聴かせてくれました。存在感があります。フォーク魂というか、そんな感じ。
大笑いしてしまったのが3人編成のソフト・レスラーズですね。これは楽しかった!黒縁眼鏡をかけたギターの方は海水パンツ姿にストラトキャスターといういでたちなのですが、「宇宙・・・宇宙・・・」という語りのパフォーマンスからはじまり、掌編的なロックを演奏する。ギターの調子が悪くて苦戦していたところも含めて、何度も大笑いしました。
カウンターの椅子によりかかってステージを観ていながら、ふと隣りにいた女性に「いつも来ているんですか」と訊ねてみました。「アベジュリーを観に来ているんです」とのこと。ふつうの女性だとおもっていたのだけれど、こちらを向いた目が知的に澄んでいて、ちょっとひるみました。お話したのはそれきりです。またどこかのライブでお会いできるといいなあ。
ライブハウスを出ると、コンビニで買ったサンドウィッチのようなものを食べている福田クレアさんに会い、音楽についてしばし立ち話しました。楽曲を作っているときにはのめり込んでしまい、ほとんどその他のことができなくなってしまうとのこと。ドラマの主題歌のようなお茶の間にウケる曲を作りたいともおっしゃっていました。ふむ。ぼくはインディーズ志向なのだけれど、一般に求められている曲を提供したいという志もわかります。
丸ノ内線東高円寺の駅まで歩くあいだ、さくらが咲いていました。夜桜がきれいです。ジントニックとビールだけで食事をしていなかったせいだけれど、なんだか途方もなくお腹が空いた自分がいました。