カフェの最近のブログ記事

P1000539.JPGのサムネール画像のサムネール画像さくらが歩道に舞うようになった4月、税務署からの帰り道に立ち寄ったのがタビラコでした。世田谷線に隣接しているお店で、松陰神社前のカフェとしては3軒目。川口葉子さんの「東京カフェ散歩」で知りました。

カフェ初心者のぼくが感じたことですが、素敵なカフェというのはあんがい外観はあれ?ここ入っても大丈夫かな、という造りだったりする。どこか素朴だったり、ふつうの住居のような佇まいです。けれども扉を押して入ってみると、あったかい空間が拡がる。そんなギャップがいい。

タビラコもそんなカフェでした。ぼくは一度、店の前を通り過ぎてしまった。カフェの存在に気がつかなかったのです。けれども道を戻って、ああ、ここにあったんだと再確認しました。通り過ぎてしまいそうな自己主張のなさが逆によかったりします。

店内の壁には絵本がたくさん立てかけられています。さりげなく置かれた観葉植物がやさしい。注文しようとしてぼんやりと考えていると、女性店主の高橋さん(というのは、川口葉子さんの本で知った)が、スコーンのジャムが選べることを書いた黒板を立ててくれました。カフェオレだけ注文したのだけれど、スコーン頼めばよかったかな。

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カフェオレがあったかい。天井にはアンティークな灯り。

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世田谷線側の大きな窓がある席に座ったので、すぐそこに線路があり、ときおり世田谷線の小型な車両が通り過ぎていきます。けれどもその音は騒がしくなく、むしろ静かな店内の音楽を聴きながら電車が通り過ぎるのを待ってしまう。電車の通らない線路には、さくらの花びらがひらひらと舞っていました。

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店を出るときにレジでお金を払いながら、店主の高橋さんに「本で読みました。出版社にお勤めだったんですよね」と訊ねると「ずいぶん昔のことです。編集ではなかったんですけど」とのこと。シャイな感じの店主さんでした。

おひとりでカフェを運営していくのは大変だろうなあ、と考えました。ぼくもひとりで会社を立ち上げて大変なのですが、お客さま商売の場合はもっと大変な気がする。とはいえ大変さを微塵も感じさせないカフェのことを考えながら、世田谷線の松陰神社前駅に向かいました。ほんのすぐ先に駅はありましたが。

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世田谷線の松陰神社前駅、三軒茶屋方面の出口からすぐそばのカフェがSTUDYです。道路に面して広い窓があり、オープンカフェのような開放感を醸し出しています。入り口にはワンポイントでツタの茂ったような柱があり、譜面台にメニューが置かれています。

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店の外にも緑がありますが、店内も緑の樹木でいっぱい。天井からも緑が垂れ下がっています。広いなと感じさせる机の配置で、奥の方にはカウンター。

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壁にはマグカップや匙のようなグッズが展示されていて販売されている。おススメのCDも数枚あって、おもわず手にとってみてしまいました。センスがいいなと感じたのですが、「東京カフェ散歩」を読むと、代表者はインテリア関連の仕事を本業とされているとのこと。なるほど。

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P1000534.JPG1000円のランチを頼もうかな、とおもいつつ、注文してしまったのはビール、ハーフアンドハーフでした。喉が渇いていたもので。

カフェを訪れているのにコーヒーではなくビールばかりを飲んでいますが、明るい春の日、商店街を行き交うひとを眺めながら飲むビールはおいしゅうございました。







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会社登記が終わりましたが、補正期間というものがあります。法務局で書類をチェックし、不備がみつかった場合は連絡がある期間です。大丈夫かな、とおもっていたら、やはり呼び出されてしまった。なんと住所を間違えていました。凹みました。自分の住所を間違えるなんてどうかしている。

とりあえず気を取り直して法務局に出向いて書類を修正。その帰りにせっかく松陰神社前に来たのだから、先日買った本「東京カフェ散歩」に載っているカフェに入ってみようとおもいました。そうして訪れたのが「カフェロッタ」です。

世田谷線の線路を渡って反対側へ。しばらく歩いたところで店をみつけました。通りに面した入り口は、大きなガラス窓に手書きの絵。白いペンキで塗られた小屋風の佇まいで、たいへん失礼なのですが、オモテにメニューなど何も置かれていないので、うーむ入って大丈夫かな、としばし躊躇ってしまった。

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ところが入ってみると、とてもあったかい雰囲気です。ウッディな内装がやさしい。壁はイチゴジャムのような色だったりして、女性は好きそう。

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和室のようになっているという2階が気になったのですが、2階は喫煙席のようでした。メニューはオムライスなど充実しているようです。カフェオレを頼もうとおもいながら、オーダーしてしまったのはハートランドのビール。ナッツが付いてきて、ちょっと嬉しい。

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隣の席では就活中の学生と先輩らしき女性たちが和やかにお話していました。本を読んだりiPad miniでWebサイトをブラウジングしたり、ゆったりとした時間が流れます。控えめな音楽が心地よい。店に入ってくるお客さんは女性の方が多いようです。子供連れのママさんもいる。

かわいい女性の店員さんが3人、楽しそうに働いていました。店を出るとき、いま店内にかかっている音楽いいですね、誰ですか、と訊いてみたところ、「ジャック・ジョンソンです」と教えてくれました。

ジャック・ジョンソン、いいかもしれない。タワーレコードで試聴したことがあったな、買わなかったけれど。iPad miniでジャック・ジョンソンのことを調べながら世田谷線のちいさな電車に乗って帰りました。

B0007GAEVWIn Between Dreams (Dig)
Jack Johnson
Umvd Labels 2000-01-01

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このアルバムは買うかも。YouTubeから彼の「Never Know」。

Jack Johnson - Never Know


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ブログをみつけました。偶然ですが22日は開店記念日だったのですね。お祝いいたします。

■ロッタのことと わたしのこと 3月22日は・・・。
http://cafelotta0322.jugem.jp/?eid=436

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以下のムックおよび書籍で原稿を書かせていただきました。

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宝島社 2015-12-04

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4800246660月とこよみの本
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詩の電子書籍です。

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株式会社ソーセキ・トゥエンティワン 2013-05-08

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